中川木工芸 比良工房を見学しました。(ギャラリー編)

いい天気!
湖西は比良に来ました。
明日の撮影現場の下見です、俗に言うロケハン。
現場の下見は一瞬で終わり、せっかく来たんだからどっかに寄って行こうと思って、茶店で冊子をパラパラめくっている時に見つけた「草庭」というギャラリーが面白そうなので、やって来ました。



ここは、作家の中川さんが自身の作品、それと知り合いの作家さんの作品を展示しているギャラリーです。
周辺は緑が多く、琵琶湖も一望でき自然豊かな良いところ、景色を眺めているだけで、ほっこりします。
外で琵琶湖を眺めていてもいいんですが・・・そりゃぁさすがに・・・

ってなわけでギャラリーに入りましょう。
(実は・・・この時点では何のギャラリーなんだか知らないんだけど・・・)



さて、ギャラリー内ですが・・・

狭!!

大人が5人も入ったらいっぱいになりそうです。
そしてその狭い空間ですが、壁一面に作家さんの作品が並んでいます。


アルミ製のスプーンだとか、ガラスのお皿とか、バリエーション豊かです。
それもそのはず、色んな作家さんの作品なんだから!
(後で知ったんだけどね。)

なんだか珍しいような、そうでないような。
おひつとか、寿司桶、木のコースターとか木製作品が並んでるのってあまり見たことがない。
どの作品も、どことなく暖かで綺麗な作品が多いです。

で、色々見ていると・・・

・・・?



・・・・!!



え。。。???
なぜ・・・お前は・・・こんなところに??
(カマキリ)「フムフム、わしの手もスプーンにならんかのぉ」
あぁ・・・そうですか、ナイフばかりじゃ大変ですからねぇ・・・。
(カマキリ)「真鍮は重そうじゃ、アルミが良さそうじゃ・・・」

で・・・彼(カマキリ)はまぁ・・・それでいいとして。

作品を一通り堪能し、帰路に着くかと外に出ようとしたら・・・
子どもを抱えた一人の男の人と遭遇。

なんとなく、なんとなくだよ。
なんとなくだけど、「この人が作家さんだ」とわかった。
柔和で優しい感じの男の人。
その予感は当たっていて、向こうの方から話しかけてくれた。

「ごゆっくりどうぞ」

あ・・・今、出ようと思った所だけど、作家さんがいるなら色々話を聞けそうだ、と思いギャラリーにもどり、色々話を伺いました。
この時点でね、中川さんのギャラリーで他の人の作品もたくさん置いてあるってわかったんだ。

そして、この比良という場所。
この界隈には沢山の作家さんが活動しているという。
なぜ、そんな土地になったかというと、もともと比良という土地は別荘地。
そこに京都なんかから、作家志望の方々が移住してきたという。

でも、この辺りって住むには、お世辞にも便利な場所とは言えなさそうだし、冬には雪も多そう。
それでも作家さんが沢山移り住んでいるのは・・・都会の喧騒から離れられるから・・・?
実際、中川さんも京都から来たという話です。

なので、信楽のように地場産業的に作家さんが多いのではなく、移民的に作家さんが多い土地柄なんだとか。

すごいね、比良って。
そして、改めて滋賀県って面白いなぁ・・・って思いました。

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