念願の白色の家に行ってきました。


この白っぽい色の木造民家。
これは「shiroiro-ie」という信楽にあるギャラリー。
地元の有志窯元集団「SHIN-RA」さんの作品を中心にジャンルを問わない意欲作の展示販売、イベントやワークショップを行っているそうです。

以前、「そして信楽へ行ってきました。」で信楽に行ったときに知ったんですが、その時は外を見ただけ。
時間がなくなかなか行くことが出来なかったんですが、今日ついに行くことが出来ました。

さぁ!
なんとか迷わず現地についたぞ。
前回は入れなかったんですが今日こそは!と意気込み家の前に立つ。
外から見ると女性が何か掃除をしているように見える。
コレは従業員さんに間違いない!
やった!開いているぞ、早速はいろう。
と、「おじゃましまーす」と一応声をかけて入ってみると・・・


なんとぉ!
土間にいきなりサプライズ!
子どもが寝ているじゃありませんか・・・
なんかこう・・入ると「白くて感激!」とか言う感想を書きたかったのに、いきなりのカウンターパンチ!
恐るべし・・・siroiro-ie。

気を取り直して周りを見てまわることに。
まわると行っても昔の木造民家、そんなに広くはないですが・・・
白い・・・

炊事場、

お風呂


なんか蚊取り線香まで白いじゃないか!

なんか白ってありそうでないのかな。
少なくとも白で統一ってなかなかないよ、なんか民家って言うアリキタリの場所がちょっと異世界になった気分だ。
ドコにでもありそうな風景だが見入ってしまう。
白いという事はこんなに人の目を引くものなのか・・・

もちろん白統一では無い。
居間は普通だ。
居間だけ普通なんだ。
いや普通なんじゃない、この家の中に限って言えば、ココこそが異空間なんだろう。
他が白く、凍ったような、止まっているような雰囲気なのに、ココだけ色がある。
なんか必要以上に生活感というかリアルな感じがして、タダの居間なのにあたたかい感じがする。
中を見ようと、入ろうとすると・・・
ま・・・またこいつが・・・
なぜオレの行く手を阻むのだ。
将来大物になりそうな彼の睡眠を妨げるのは、神の意志に反しそうなので居間に入ることは断念した。



この部屋は一階のギャラり―です。
ここでは陶器の作品を展示販売しているようですが、商品も白い物が多い。
これが有志窯元集団「SHIN-RA」さんの商品だろう。
いやぁ・・色のコンセプトが白だからだろうか?
雰囲気があります。
この家、いやギャラリーか、なんか現代美術館の一部みたいだね。
もっとこういう所が信楽にあったら散策が楽しくなるのにね。

そして最後なんだけど、入り口兼出口にこんなものが置いてあります。

オルトンコーンというそうです。
近くでみると・・・

なんか「ヘニャァン」とした何かのオブジェ。
興味があったので聞いてみると、オルトンコーンというのは窯の温度計だそうで、「ヘニャァン」となっている部分は元はピンっととんがっているそうです。
こいつは、陶器を焼くときに窯に一緒に入れておく物だそうで、窯の温度が1000度ほどになると、「ヘニャァン」となって来るので、窯の温度がわかる。
窯の温度計だ、と言うんですね。

なぁるほど。

今時の電気窯は温度調整が出来るので、こういう物は必要ないんだけど、ここでは昔ながらの窯を使っているので毎日オルトンコーンが出来るという。

んでタダなのね、持って帰っていいそうです。
持って帰りまーす、と言うと、これまた丁寧に袋に包んでくれた。
ありがとうございます。


いやぁ・・・楽しい。
信楽という立地、晴天。
静かで明るくて、いい雰囲気がさらに20%増しに。
おみやげももらったし、有意義な一時でした。

信楽楽し!
まだまだ信楽は楽しい場所がありそうですね。

コメント

このブログの人気の投稿

「Biz Score Basic」対策としては・・・

「Biz SCORE Basic」受けたった!

母を訪ねて三千里って・・・何だ?