第14回全国伝統花火サミット行ってきたぞ!

花火サミット行ってきたぞ!
えーと、今回も撮影的にカメラマンで。

花火サミットって、講演の部と、花火実演の部に分かれていて、まぁ・・・オレ両方とも撮りに行ってたんだけど。
講演の方は、もう普通にカメラ置いて撮りっぱなし・・・特に問題は無かったんだけどね。

実演のほうさ。
そもそも花火サミット実演の部って言うのは、全国各地から伝統の手筒花火やら、吹筒、乱玉とかがやってきて、それをそれぞれ各地の職人さんが実演してみせる、そりゃもう豪華絢爛!
花火そのものが派手なのもあるけど、なんていうか・・・儀式なんだよな。
やっぱ昔から受け継がれている伝統の花火って、魔除けであったり、豊作祈願だったり、色んな意味で神聖な儀式なんだよ。
こういうのが全国から集まるって凄いなぁ・・・と思ったよ。

そして、ソレの撮影だからさぞかし役得!
オレ大ラッキー!!
ん・・・役得?、ラッキー?・・・な訳ない!!
撮影自体はメッチャ緊張したし、過酷だったよ。

まず、会場がだだっ広いんだ。
花火使うんだから当然なんだけどさ。
花火実演場所から、観客までの安全距離が取ってあるし、横も長い。

うわぁ・・・ココ走り回るんか・・・疲れそうだな・・・



そして寒い。
時期が時期だし、仕方ないけどね。
オレも覚悟して沢山服を着込んでいったが・・・
それが意外なところで裏目に出た。
なんと、撮影担当は危険なので、防火仕様のハッピを着せられたのだ・・・
コレが・・・重いし動きにくい。
さらに火花避けのために、黒いタオルを頭に巻いていた為、視界が悪い。

もともとモコモコに着込んでいるのに、更にこのやたら動きにくいハッピを着て、カメラをもって、バッテリーとHDDをポーチに入れて、「ココは滋賀かアラスカか?」と言わんばかりの寒さの中を走り回る・・・

もう・・・実際にすごく疲れた。
スタンバイの間は寒さで身体が震えるし、腕周りが重くて腕をあげてられねぇ・・・とか。
(ただまぁ・・・ちょっとコスプレっぽくてカッコ良かったと言う話もないわけではない・・・)

そしてヤバかったのは暗さ。
当然、実演途中は花火が映えるように照明関係は必要最小限。
だから、着火点とか、花火が打ち上がる場所が非常にわかりにくいのだ。
もちろん打ち合わせや明るいうちの現場確認などやってるから、設置型仕掛け花火はある程度場所もわかるし、雰囲気も予想できるが、手持ちの花火や、儀式的に演舞(?)が入る演目は、人が動くし、場所がバラける。
その時々で花火の着火点を発見するんだらか・・・もう・・・必死。

あと、花火が始まるタイミングがわからない。
多分、オレだけじゃなく司会の人も分からない。
だって、各地から集ってくださっている職人さんだって、滋賀県って言う慣れない現場で真っ暗な中、準備されているし、そもそも演舞の内容は、なんていうか・・・キッチリ決まったものじゃなさそうだ。
多少時間のズレや、花火の設置に手間取ったりで、演目がどう進むのかなんか分からない。

だからって、ずーっとカメラ回しっぱなしって訳にもいかない。
もう、いつ始まるか、いつ点火されるのか、キリキリしながら待ってる訳さ。
緊張したよぉ・・・
こういう時、ビデオカメラってキツイね。

その上、微妙に・・・いや大胆に打ち合わせと違うことが起こる。
打ち合わせでは、部隊左右の設置台から吹筒って言う花火が吹き上がるはずなのに、なぜか右の設置台からしか上がらない。
オレ・・・左でスタンバってたから・・・もう画面が揺れないよう、ズリズリすり足で少しずつ広いコートを横断していかなきゃいけないんだ。

と、もうコレが一番しんどかったのが、ピントが合わない。
もともと花火ってオートフォーカスじゃまずピントが間に合わない。
で、花火の筒元が動くし、カメラも時々動きまわらなきゃいけない。

ピントガー!!!

いやぁ・・・もう・・・シンドかったっす。
まぁいい経験になったけどね。

でもさすがに後半には慣れてきて、少しだけ花火を見る余裕も出てきた。
てか、その方が良い映像が取れてるような気がする。
余裕が無い時に取った映像は、多分見る人にも綺麗さや、神秘的な雰囲気を伝えられる部分が多くないんじゃないかと思った。

今回はなんか花火の面白さを知ったなぁ。
オレどうしても花火って言うと、夏打ち上げられるイベントの打ち上げ花火か、コレまた夏に個人で楽しむ手持ち花火を思い浮かべるけど、地元の神社とかで行われる催事としての花火、神聖な儀式としての花火っていうのは、すごく厳かで神秘的で綺麗なものなんだなぁ・・・と。
職人さんが、上半身裸で火の粉を浴びて掛け声をかける姿・・・いや、シルエット・・・
なんつー神秘!
古来から行われてきたであろう儀式だ、歴史を肌で感じる。
上手く説明できないが、もう純粋に「絵になる!」「カッコイイ」、拙いけどそんな言葉しか出てこない。
まだまだ日本にはオレの知らない神秘が沢山アリそうだと思ったよ。

時間がなくてよくは聞けなかったけど、その催事の歴史や意味などもセットで鑑賞すると、もっと良かったんだろうなぁ。

まぁ・・・とにかくだ・・・
撮影は終わったし、イベントもとても良かった。

問題は・・・
身体がガタガタだ・・・
肩、腰、膝、太もも・・・痛い・・・
お腹も減って目が回りそうだったし。

日曜は、仕事をしつつもちょっと休もう、体を癒して・・・
また、月曜日から頑張ろう。

最後になりましたが、第14回全国伝統花火サミット関係者の皆様。
本当にお疲れ様でした、とても素晴らしいイベント見させていただきました。
ありがとうございました。

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