イタリア二日目、ヴェローナ観光だ!その1


さて、名残惜しくもミラノを後にして、一路ヴェローナを目指しバスは進みます。
なんか・・・ミラノを外れるとちょっと道がショボ・・・
いや、のどかになっていくのは気のせいだろうか?

と、バスに揺られること2時間半ほど。
ヴェローナの街に着きました。


ヴェローナは中世の街並みがよく残っていて、ユネスコの世界遺産にも指定されている街です。
その為か、市内中央部までバスで乗り入れることができず、
少し離れたところにある駐車場にバスを停めて、市内までは歩くことになる。
まぁ、古い街並みを残し、尚且つ交通インフラを整えなくていい良い方法だと思います。
事故も減るだろうしね。

歩いていると、大きな・・・と言っても見てる分にはピンとこないが・・・
アディジェ川が見えてくる。
ぱっと見普通の川なんだが、ガイドさんによるとイタリアでも2番目に長い川で、
アドリア海まで流れていっているらしい・・・
って・・・アドリア海って・・・どこだ?
ていうか京都の鴨川みたいだ。

そして、御多分に洩れず、この町ににも至る所に防壁が残っている。
イタリア・・・いや、ヨーロッパの国の特徴だよなぁ。
他国の侵略から我が街を守るために壁を築き、国を統治していたんだ。
もちろん、全部残っているわけでは無い。
所々、レンガ造りの建造物が残っているだけだ。
跡地はランニングコースになっていたり、公園になっていたり。
ミラノと違って・・・いやオレの見た範囲だけどね。
そういえば自然が多い街並みだなぁ。

さらに市内中央に向かって歩いていく。
あぁ、中央に近づくとだいぶ建物が増えてきた。
そして、街並みが、やっぱヨーロッパ風になってくるなぁ。
赤色の屋根、黄色っぽい壁、レンガ造りの道。
って、ここってすでにユネスコの世界遺産なんだよなぁ。
凄い。

道の途中、こんな壁があった。
何故・・・?
道を塞ぐように??
これは城壁というわけではないんだろうなぁ。
こんな薄っぺらい壁とか意味ないだろう。
それより、この壁は確実に古い建造物なのに、周りには新しい建物が重ねて作られている。
ミラノの時も思ったけど、イタリアって新しい建造物を作る時に、古い建造物を壊さずに、重ねるように作るんだね。
だから、古い街並みが残るんだ。

さらに街を進むと、奥になにやら賑やかそうなところが見えてくる。
路地を進んでいくと・・・

おぉ!?
なんだこれ???
アレーナ・ディ・ヴェローナ!
古代ローマ時代の屋外型円形競技場だそうだ!
うわぁ・・・本当に街中にこんなもんが存在するんだなぁ。
もう・・・なんども思うけど、凄いわぁ。
ミラノ大聖堂の時もそうだったけど、街抜けてきていきなりだもんなぁ。
驚くわ。

そして、アレーナ・ディ・ヴェローナの前にはブラ広場が広がっており、
なんだ・・・この人の多さは・・・
なんかイベントでもやってるのか?
やってるっぽいな・・・・なんか音楽が聞こえてくる・・・

そして、みんなカフェでお茶しちゃってるよ。
楽しそうだ。
しかし、これだけ人が多いとスリやひったくりにも気をつけないとなぁ。
ガイドさんが、人前で絶対に財布を出すな、と言っている。
オレもカメラを改めて小脇に抱えなおし、サイフとスマホが前のポケットに入っているか確認する。
つい癖で、後ろのポケットに入れてしまいそうになるが、もう間違いなくすられるらしい。

そしてブラ広場を抜けて進んでいく。
また、細い道を抜けると、別の広場に出る。
ここも賑やかだ。
仮面とかおいてる、怪しさ爆発級の露店が並んでるよ。
ヴェローナを歩いていると、こういう建物と建物の間で道を作って、開けた場所が憩いの広場ってパターンが多い。
そして、その広場ひとつひとつに名前があるんだって。
詳しくは聞かなかったけど、上の写真の広場は「貴族の広場」って言うらしい。
間違ってたらゴメンなさいね。

さらに、オレたちの歩いているのが地表だと思いがちだが、結構盛ってある場所を歩いているらしい。
本当の地表はもっと下だとか。
所々、そういう部分が見え隠れする。

結局、侵略にあって、君主や支配主が変わると、前の街並みは破棄されその上にまた新しい街が作られるらしいんだ。
だから、ヴェローナは地面を掘ると遺跡が山のように出てくるんだってさ。
ここ数百年でこそ、物を残すけど、古代ではそうもいかなかったんだろうね。
地続きの・・・大陸の文化は島国生まれのオレには新鮮かつ驚異の連続だわ。

さて・・・ヴェローナ観光を進めましょう・・・

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